7月度 グループ山行報告

2021年7月度 グループ山行報告


SHC会員は、「定例山行」「おはようハイキング」等に加え、会員内外の方たちとも精力的に活動しています。
その一端を知っていただくために、今月度のSHC会報、ブログに掲載された山行報告を転記しました。

●6/13(日) 倉真温泉~粟ケ岳(大井川流域)
■コース
島田中央公園P(6:30)―倉真温泉P(6:52〜7:10)…〈宝殿ルート〉…宝殿神社…貝太郎辻…見晴らしの丘分岐…榎辻(7:50〜8:00)…草刈り場登り口(8:23〜25)…南平(8:38〜40)…阿波々神社…かっぽしテラス(8:50〜9:05)…〈不動滝ルート・急坂〉…林道…不動滝(9:50〜10:00)…県道81号…倉真温泉P・こんにゃく亭(10:40〜11:00)―島田中央公園P(11:30)
累積標高差:462m 距離:7.7㎞
■メンバー 17名

●7/10 身延山(身延山地/定例下見)
■コース
島田駅(5:27)=〈東海道本線〉=富士駅=〈身延線〉=身延駅(8:05〜10)=〈バス〉=身延山BS(8:22)…菩提梯…久遠寺本堂(8:23〜58)…表参道…三光堂(9:50〜57)…法明坊(10:43〜50)…身延山山頂(11:25〜49)…追分感井坊(12:08〜15)…十萬部寺(12:44)…赤沢宿(13:30〜40)…七面山赤沢入口BS(14:17〜33)=〈バス〉=波高島BS…不二ホテル(日帰り温泉)…波高島駅(16:10)=〈往路〉=島田駅(19:09)
距離:13.6㎞ 累積標高:登り1144m 下り1085m 歩行時間:約6時間
■メンバー 3名

●7/11 仁田岳(南アルプス)
■コース
菊川(2:30)―〈K64・388・60〉―沼平ゲート(4:40~50)…畑薙第一ダム(5:05)…信濃俣
大吊橋下降点(5:40)…大斧沢ノ頭(8:50)…仁田岳(11:25~40)…茶臼岳(12:20)…茶臼小屋(12:40~50)…横窪沢小屋(13:45~50)…ウソッコ沢避難小屋(14:30~35)…畑薙大吊橋(15:45)…沼平ゲート(16:25~40)―〈往路〉―菊川(19:00)
■メンバー 1名

●6/30〜7/1 北岳(南アルプス・芦安登山教室)
■コース
6/30 島田―芦安P=〈ジャンボタクシー〉=広河原…
白根御池小屋(泊)
7/1 白根御池小屋…二俣…左俣2800m付近(荒天のため引返す)…広河原=芦安P―島田
■メンバー 5人

●7/18 高鉢〜水ヶ塚(富士山/定例)
■コース
富士駅北口(7:30)=〈ジャンボタクシー〉=高鉢P(8:18〜35)…ガラン沢(9:50〜55)…御殿庭下(10:36〜41)…御殿庭入口(10:55)…三辻手前(11:07〜40)…双子山下塚(12:10〜21)…四辻12:36)…幕岩(12:55〜1305)…須山御胎内(13:35〜45)…水ヶ塚P(14:25〜15:00)=〈ジャンボタクシー〉=富士駅北口(16:00)
距離:11.6㎞ 累積標高:登り519m 下り721m
■メンバー 18人

●7/ 24 〜25 椹島〜赤石岳(南アルプス)
■コース
7/24 菊川―沼平…〈自転車〉…椹島(幕営)
7/25 椹島…〈小赤石尾根〉…赤石岳…椹島…〈自転車〉…沼平―菊川
■メンバー 1名

●7/25 白駒池〜ニュウ(北八ツ)
■コース
島田=白駒池P…稲子湯分岐…ニュウ…稲子湯分岐…青苔荘…白駒池P―島田
■メンバー 4名
                                                   投稿【SHC広報K】  


2021年07月28日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 17:48Comments(0)グループ山行報告

赤石岳

赤石岳
2021年7月25日

参加者:1名
赤石岳ピストン、椹島でゆっくり前泊 
登山シーズン真っ盛りに赤石岳を目指した。沼平ゲート前の駐車場所は、多数の車で溢れかえっており南アルプス人気に驚愕。椹島への林道は、訪れるたびに舗装路が延長されており2年後には完全舗装となるのでは?期待大。
夜明け前に椹島を出発し、暗い登山道も明瞭な踏み跡で分かりやすく安心して歩を進めた。期待していた朝陽は残念ながら丁度ガス中。白い靄の隙間から差す光も神々しい。稜線直下の北沢源頭周囲は、少ないながらも色とりどりのお花と冷たい天然水に心癒される。稜線では可愛らしいヒナとライチョウ親子にほっこりし、時が経つのも忘れずっと見ていた。
椹島のレストハウスでは生ビール、ハイボールが提供されている。今の季節はテントも快適で暑すぎず寒すぎず、ベストシーズンに感じられた。
■コース
7月24日(土)
菊川(9:00)=〈県道64-県道388-県道60〉=沼平ゲート(12:30)…椹島(14:20)テント泊
7月25日(日)
椹島(2:45)…樺段(4:05)… 赤石小屋(5:45)… 富士見平(6:15)… 赤石岳(8:00~15)…小赤石岳(8:35)…富士見平(10:05)…赤石小屋(10:25)…樺段(11:30)…椹島(12:30~13:20)…沼平ゲート(14:45~15:00)=〈往路〉=菊川(17:30)
稜線より赤石岳ルート

赤石岳山頂

小赤石岳の稜線でライチョウに遭遇

椹島~赤石岳ピストン

                                     文・写真ASさん 投稿【SHC広報K】
  


2021年07月27日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 22:05Comments(0)グループ山行報告

南アルプスライチョウサポーター通信Vol.59

南アルプスライチョウサポーター通信Vol.59


転記抜粋
日頃より南アルプス、ライチョウの保全に御理解と御協力をいただきありがとうございます。
 梅雨の大雨による被害が東海や関東地方を中心に発生しました。静岡県でも東部地区において土砂災害が発生し、被害が出ました。これ以上の被害がないことを祈るばかりです。これを機にお住まいの地域のハザードマップを確認するなど日頃からの備えを進めていきましょう。
 さて、今年もライチョウの繫殖、ふ化の時期になり、うれしい話題が入ってきました。
今回は、「環境省による令和3年度中央アルプスにおけるライチョウの繫殖状況」と「那須どうぶつ王国でのライチョウの自然ふ化成功」の2つをご紹介いたします。

――― 「中央アルプスにおけるライチョウの繁殖状況(環境省)」―
【令和3年5月末までの生息状況について】
・昨年乗鞍岳から移送した3家族19羽と平成30年に確認された飛来個体1羽を合わせた20個体が昨年8月に生息していることが確認できていました。
・その内、今年5月末までに10個体の生存を足輪により確認できました。その他、3箇所で足跡などの痕跡から少なくとも計13個体が生存していると考えられます。
【なわばり数と繫殖状況について】
・今年6月13日までに足輪により直接生存が確認できた個体は、13個体(雄6羽雌7羽)でした。そのうち、4つがいは、駒ヶ岳周辺に、1つがいは中央アルプス南部になわばりを形成 していました。
・確認した5なわばりのうち、3つで巣を発見することができ、現在、抱卵中でした。
・3巣のうち1巣は、平成30年に飛来した雌であり、飛来以後初めて自身の雛が生まれる可能性があると分かりました。
・その後の調査から中央アルプス南部と北端にそれぞれ1つがいが別に生息している可能性があることが糞等の痕跡で分かりました。
・これまでに駒ヶ岳周辺に4つがい、それ以外の地域で1つがいの計5つがいが確認できたことで、日本動物園水族館協会加盟動物園へ野生家族2家族を導入する基準を満たしました。  今後、野生家族導入実施に向けて現在の状況を考慮して、導入を実施するかどうか判断するようです。

 もっと詳しく知りたいという方は、下記の環境省URLからご覧いただけますのでぜひご覧ください!
 環境省「令和3年度中央アルプスにおけるライチョウの繁殖状況と今後の事業について」
 http://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2021/post_173.html

――― 「那須どうぶつ王国でのライチョウの自然ふ化成功」 ―
・栃木県那須町にある動物園「那須どうぶつ王国」が7月2日、ニホンライチョウの雛4羽が自然ふ化したと発表しました。成功は2年連続になるようです。
・大町山岳博物館(長野県)から運んだ卵からふ化した雌と、上野動物園(東京都)から来た雄のつがいの卵で7月1日にふ化を確認したようです。
・那須どうぶつ王国では、野生の巣の環境を再現するために、ハイマツの枯れ枝を用意するなど工夫を重ねたようです。
・ふ化後、2週間が体調を崩す可能性があり、今後、注意深く飼育していくようです。
 投稿【SHC広報K】
  


2021年07月21日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 15:09Comments(0)会員つぶやき

高鉢~水ケ塚(富士山)

高鉢~水ケ塚(富士山)
 7月定例山行
2021年7月18日
参加者:18名(3グループx6人にて)

風とカラマツの樹形美に時を忘れるー自然豊かな富士山中腹部の魅力 
4月の定例山行神石山以後5月が雨で延期、6月がなくて、今回久々の7月定例山行は前日梅雨明けとなりましたが、1,400~2,000m弱付近の高度でもあり直射日光は厳しいものの22-25℃の気温の中元気に歩いてきました。
高鉢―御殿庭入口まではカラマツ等の樹々とコケ・下草で覆われ視界も限られ、しかししっとりとした緑の美しさに、そしてその先からの荒涼としたドライな感じの灰色の火山灰の富士山へと景色ががらりと変わり視界も開けるそのコントラストが堪能できました。本日の目的地二ツ塚は人気のトレッキングコースの一つでもあり、多くの登山客・ハイカーと共に我々も展望を楽しみました。
■コース
 富士駅前(7:30)=〈ジャンボタクシー〉=高鉢P(8:18) 高鉢P(8:35)…ガラン沢(9:50~55)…御殿庭下(10:36~41)…御殿庭入口(10:55)…二合・四辻手前昼食(11:07~11:40)(10:55)…三辻(11:46)…四辻(11:55)…双子山下塚(12:10~12:21)…四辻(12:36)…幕岩(12:55~13:05)… 須山御胎内(13:35~45)…水ヶ塚P(14:25)=(15:00)<ジャンボタクシー>=富士駅前(16:00)  
合計時間 6時間5分 休憩時間 1時間26分 
距離10.9km 
累積上り563m/下り772m
高鉢Pよりスタートします

カラマツ・苔の緑が美しい

ガラン沢へ向かう途中にて



ガラン沢

ガラン沢から上り御殿庭下へ

御殿庭から二ツ塚へ向かいます

その途中で昼食

昼食後本日の目的地二ツ塚下塚

本日のオールキャスト

幕岩に寄ります

須山御胎内に寄ります

本日のゴール水ケ塚公園

水ケ塚公園にある長いベンチ

本日のコース


                                                     投稿【SHC広報K】


  


2021年07月19日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 00:34Comments(0)定例山行

仁田岳

仁田岳
2021年7月11日

参加者:1名
仁田岳の直登ルートでハイマツ漕ぎ                              
信濃俣林道から造林関係者用の滑りやすい吊橋を渡り入山となる。植林の九十九折を抜け1485mを超えれば、手つかずの自然林が始まる。登山道の目印はなく動物たちの踏み跡を尾根沿いに辿れば、山頂の手前ハイマツ帯へ着く。のっけから背丈を超えるハイマツに覆われ、先が見えず迷うが最短距離の直進を選択。ハイマツに跳ね返されひっくり返り、一歩の前進が思いのほか困難でナゼか笑えてくる。やっとのことで稜線に出ると、急に両足がつりだし山頂標識の50m迄がずいぶん遠くに感じた。山頂は360°の眺望であるが、当日は光岳と富士山方面は雲に覆われ残念。
下りルートは、茶臼小屋を通る一般ルートで一気に降りる。道中、川の勢いが強いのと誰にも会えない事で嫌な想像が巡る。先週の大雨で下の仮設橋が流され誰もいないのか?次々と現れる無事な橋に安堵するが、ラストの仮設橋手前で工事車両が見え焦った。急ぎ見に行くと新しく橋の基礎を製作中であった。その横に新しい仮設橋も架けられており無事に下山となった。
■コース
菊川(2:30)=〈県道64-県道388-県道60〉=沼平ゲート(4:40~50)…畑薙第一ダム(5:05)…信濃俣大吊橋下降点(5:40)…大斧沢ノ頭(8:50)…仁田岳(11:25~40)…茶臼岳(12:20)…茶臼小屋(12:40~50)…横窪沢小屋(13:45~50)…ウソッコ沢避難小屋(14:30~35)…畑薙大吊橋(15:45)…沼平ゲート(16:25~40)=〈往路〉=菊川(19:00)
山頂のイワカガミ

仁田岳山頂 疲れた

製作中の橋桁と新仮設橋

仁田岳ルート

 写真・文提供 ASさん 投稿【SHC広報K】

  


2021年07月17日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 17:03Comments(0)グループ山行報告

定例山行9月下見 身延山

身延山
2021年7月10日

参加者:3名
久しぶりにJR身延線に乗って、身延山門前町へ到着。まだ朝が早いため人通りは少ない中を久遠寺へ向かう。巨大な三門をくぐって、287段の石段「菩提梯」を登り終えると、正面に久遠寺本堂がそびえ建つ。梅雨ならではの湿度と暑さから、最初から汗でビショビショになり、ロープウェイで奥之院駅に行くのもありかと思いました。
うっそうとした杉木立の参道を全五十丁まで数えながらゆっくりと登り、ようやく奥之院思親閣に到着。山頂からは南アルプスのパノラマが垣間見え、雲にかかっていなければすばらしい景色を堪能できます。
尾根越しに続く車道を下り赤沢宿に向かう。道中は舗装された道路がほとんどでしたが、思ったより距離が長く赤沢宿への到着が遅れ、期待していた蕎麦はお預けとなりました。
なんとかバスに乗り、波高島で温泉に入り山行終了。
鎌倉時代から続く信仰の魅力が、多くの人を集め、聖地としての長い歴史を思い馳せることが出来た山行となりました。

■コース
島田〈5:27発〉=富士駅=(身延線)=(8:05着)身延駅〈8:10発〉-(バス)-(8:22着)身延山バス停
バス停・・・菩提梯・・・久遠寺本堂(8:23~8:58)・・・表参道・・・三光堂(9:50~9:57)・・・法明坊(10:43~10:50)・・・身延山山頂(思親閣)(11:25~11:49)・・・追分感井坊(12:8~12:15)・・・十萬部寺(12:44)・・・赤沢宿(13:30~13:40)・・・七面山赤沢入口バス停(14:17)
バス停〈14:33発〉-(バス)-波高島バス停・・・不二ホテル日帰り温泉・・・波高島駅〈16:10発〉=(身延線)=富士駅=島田駅(19:09着)
久遠寺山門が見えてきました、ここをくぐってその先に菩提梯













久遠寺本堂  ここから表参道に向かいます(三光堂、法明坊...)













奥之院思親閣手前で視界が開け、南側に富士川が見えます、すぐに奥之院













身延山頂 南アルプスは雲の中から垣間見えます








山頂の五十丁目 これから赤沢の宿へ向かいます、しばらくして身延山西ルートと赤沢の宿分岐、追分感井坊(カンセイボウ)です













十萬部寺(ジュウマンブジ)、 ここを過ぎて赤沢の宿手前の牧水碑
 







     ↑ 雨をもよほす 雲より落つる 青き日ざし 
       山にさしゐて 水恋鳥の声 若山牧水
       水恋鳥=アカショウビン
             (ブッポウソウ目カワセミ科)


牧水碑の背景に七面山                      本日のログ







  
                                      写真・文 Oさん 投稿【SHC広報K】  


2021年07月13日 Posted by 島田ハイキングⅡ at 14:50Comments(0)グループ山行報告