仁田岳
仁田岳
2021年7月11日
2021年7月11日
参加者:1名
仁田岳の直登ルートでハイマツ漕ぎ
信濃俣林道から造林関係者用の滑りやすい吊橋を渡り入山となる。植林の九十九折を抜け1485mを超えれば、手つかずの自然林が始まる。登山道の目印はなく動物たちの踏み跡を尾根沿いに辿れば、山頂の手前ハイマツ帯へ着く。のっけから背丈を超えるハイマツに覆われ、先が見えず迷うが最短距離の直進を選択。ハイマツに跳ね返されひっくり返り、一歩の前進が思いのほか困難でナゼか笑えてくる。やっとのことで稜線に出ると、急に両足がつりだし山頂標識の50m迄がずいぶん遠くに感じた。山頂は360°の眺望であるが、当日は光岳と富士山方面は雲に覆われ残念。
下りルートは、茶臼小屋を通る一般ルートで一気に降りる。道中、川の勢いが強いのと誰にも会えない事で嫌な想像が巡る。先週の大雨で下の仮設橋が流され誰もいないのか?次々と現れる無事な橋に安堵するが、ラストの仮設橋手前で工事車両が見え焦った。急ぎ見に行くと新しく橋の基礎を製作中であった。その横に新しい仮設橋も架けられており無事に下山となった。
■コース
菊川(2:30)=〈県道64-県道388-県道60〉=沼平ゲート(4:40~50)…畑薙第一ダム(5:05)…信濃俣大吊橋下降点(5:40)…大斧沢ノ頭(8:50)…仁田岳(11:25~40)…茶臼岳(12:20)…茶臼小屋(12:40~50)…横窪沢小屋(13:45~50)…ウソッコ沢避難小屋(14:30~35)…畑薙大吊橋(15:45)…沼平ゲート(16:25~40)=〈往路〉=菊川(19:00)
山頂のイワカガミ
仁田岳山頂 疲れた
製作中の橋桁と新仮設橋
仁田岳ルート

写真・文提供 ASさん 投稿【SHC広報K】