南アルプスライチョウサポーター通信Vol.57
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.57

2/27の勉強会では、北岳での保護活動が終わり木曽御嶽での活動紹介、また温暖化、南アルプスでのライチョウの現状紹介もありました。
その講演概要の一部です。
南アルプス自然環境保全活用連携協議会
(旧南アルプス世界自然遺産登録推進協議会)
ライチョウサポーター担当
静岡市環境局 環境創造課
エコパーク推進係
日頃より南アルプス、ライチョウの保全に御理解と御協力をいただきありがとう
ございます。
前回に引き続き、令和3年2月27日(土)に開催した「ライチョウ勉強会」の講演
概要についてご報告します。
今回は、長野県環境保全研究所の堀田昌伸様からご講演いただいた「登山者と見守る
ライチョウの今後」についてです。
――― 堀田様の講演概要 ―――
・気候シナリオを使用したライチョウの温暖化影響予測を行ったところ、ライチョウ
の潜在生息域は、今世紀末には大きく減少するという結果になりました。
・この予測は、気候の変動から直接受ける影響のほか、ライチョウが生息するハイマツ
群落等の高山植生の変化も踏まえた予測となっています。
・これまで、ライチョウに関する研究には、専門家による現地調査結果を収集し活用
してきましたが、調査はコストも労力もかかるため、将来的に他に活用できる情報と
して登山者から集まったライチョウ目撃情報を上手く活用できないかと考え、検討し
てきました。
・長野県では、2011年、2012年に登山者からライチョウの目撃情報を提供してもら
う「ライチョウポスト設置事業」を実施し、約3,000件のライチョウの目撃情報が集
まりました。
・集まった目撃場所の情報を地図化すると、専門家が調査していない場所でライチョ
ウが目撃されていることがわかり、また、ライチョウの移動の状況なども明らかにな
ったことから、登山者からの情報は非常に有用であると考えています。
・2015年からは長野県がライチョウサポーターズ養成事業を開始し、2016年からは
南アルプスでライチョウサポーター制度、その他に立山や妙高でもライチョウや野生
動物の情報収集の取組が始まりました。
・ライチョウ目撃情報件数は年々増えてきていますが、より多くの情報を集めていき
たいと考えており、長野県では、2021年からアプリを使用したライチョウ目撃情報の
集約を開始します。
―――――――――――――――
ライチョウ勉強会のご報告は以上となります。
もっと詳しく知りたいという方や、残念ながら当日参加できなかったという方は、
オンライン配信したライチョウ勉強会の録画映像をYoutubeでご覧いただけますので、
以下URLからぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=rMlqdeBzLog
投稿【SHC広報K】
【南アルプスを未来につなぐ会】山岳遭難防止の啓発動画
竹林整備
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.65
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.60
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.59
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.58
竹林整備
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.65
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.60
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.59
南アルプスライチョウサポーター通信Vol.58