宝永山
宝永山
2022年1月3日
2022年1月3日
参加者 1名
甘くなかった宝永山
夜明け直前に太郎坊から出発。ご来光と赤く染まる富士山を見上げ、今日は良い日になる予感を抱き高度を上げる。1950mで一面氷に覆われアイゼンを装着。久しぶりに使用するピッケルも良く刺さり、風もさほど強くなく楽勝なのでは?と、この時までは思っていた。しかし宝永山の馬ノ背は別世界だった。今まで経験したことがない爆風。地面にふせるような耐風姿勢で風をやり過ごす。弱まった隙に進むを繰り返す。噴火口からの吹上は凄まじく、登ってきた東斜面に逃げこんだ。冷え切った顔と指を温め、安全な場所に戻れたことに一安心。場所により風も様々で、宝永山より上はどうなっているのだろう。初めて山の怖さを思い知った良い経験となった。
■コース
菊川4:00-国道1号-県道72号-県道180号-太郎坊洞門駐車場(6:20~30)…次郎坊(7:40)…宝永山(9:50~10:05)…二ッ塚(11:10~25)…大石茶屋(11:40)…太郎坊洞門駐車場(12:00)-<県道180号-国道139号-新東名-国道1号>-菊川(14:20)
朝焼けの富士山 爆風の宝永山
文・写真 ASさん 投稿【SHC広報K】